若いから育毛剤は早い?若者のうちから薄毛対策をすべき理由

「まだ若いから」という理由で薄毛対策から目を背けていませんか?今のヘアケア方法で、きちんとケアはできていますか?髪の薄さを実感しはじめたころにはもう手遅れかもしれません。日頃のケアはもちろん、若いうちから薄毛対策に向き合うことは意外と大事なことです。

今回は若くても育毛剤を使うべき理由について解説します。この記事を読むことによって、若いうちから育毛剤を使うメリットや、他に試しておきたい薄毛対策法がわかります。

頭皮の状態が悪化し、薄毛の悩みが本格的になってから対策を取っても即効性のある効果は期待できません。早いうちから効果的な方法を試したいと考えている方は、ぜひ参考にしてみてください。

若いうちの薄毛対策は必要か?

薄毛対策にはさまざまな方法があり、どのような方法で対策するにしてもまずはきちんと状態を把握することが欠かせません。若いうちから薄毛対策をする必要性と、薄毛を実感した際に確認すべきポイントから解説します。

薄毛対策を試すにあたり年齢は関係ないので、若者と呼ばれる年齢の方も髪のお悩みを抱えている場合は早期に取り組んでみましょう。

なぜ若いうちに薄毛対策を考えるのか?

年齢を重ねると老化によって細胞が衰えるため、薄毛になるのは当然です。しかし、若くして薄毛になっている場合、老化以外の原因が隠されている可能性が高いです。
つまり、老化以外の原因を特定し、解消することで改善余地があるといえるでしょう。一般的に、加齢によって薄毛や脱毛が増えるのは、老化することによって幹細胞の維持が難しくなるためです。徐々に毛を生やす能力が衰え、毛が細くなっていきます。[1]

加齢による体の変化はなかなか防げません。加齢以外の何かが原因で薄毛になっている場合は、その原因を追究し、対策をとりましょう。

若くして薄毛と感じたときに確認すべきこと2点

若くして薄毛になってしまった場合、考えられる原因として主に若年性脱毛症、または生活習慣が挙げられます。それぞれ確認しておくべきポイントについて解説します。

若年性脱毛症

若くして薄毛のトラブルが見られる場合、AGA(男性型脱毛症)が原因とされる若年性脱毛症の可能性があります。特に思春期以降の男性に発生しやすいトラブルです。

主な原因は、男性ホルモンの一種であるジヒドロテストステロン(DHT)です。DHTが主に前頭部や頭頂部にある男性ホルモン感受性毛包と結合すると、毛母細胞がうまく増殖できなくなり、薄毛につながってしまいます。[2]

外用、内服の治療薬があるため、本格的な治療を行いたい、根本的に直したいと考えているのであれば、病院で治療を受けると良いでしょう。

ただ、病院での治療を悩んでいるのであれば、育毛剤から検討してみるのがおすすめです。育毛剤であれば、病院に相談に行くよりも気軽に検討できますし、普段の使い勝手の良さにおいても優れています。

生活習慣

生活習慣も薄毛と深く関わっています。特に注意したい生活習慣について6つピックアップしました。間違った生活習慣が薄毛につながる原因についても解説するので、該当するものがあれば正すことにより薄毛改善が期待できます。

ストレス過多

適度なストレスであれば大きな問題はありませんが、ストレスが大きくなると抜け毛の原因に繋がってしまう恐れがあります。実際に、仕事などでストレスが大きくなったタイミングで抜け毛が増えたと感じる方もいるのではないでしょうか。

大きな原因は、ストレスによって自律神経のバランスが崩れてしまうことにあります。自律神経のバランスが崩れると血流が悪くなってしまい、髪の毛に十分な栄養素を送れません。

健康的な髪の毛を目指すためにもストレスを溜め込まないように注意しましょう。全くストレスを感じずに生活することは難しいです。定期的に好きな趣味を楽しむ、休みの日はしっかり体を休めるなど、適切な対応をとることが重要です。

とはいってもストレスを発散する方法がない、見つからない方も多くいらっしゃるかと思います。例として私がやっているストレス解消方法を紹介します。ストレスマップを作ります。シンプルにストレスの根源を断ち切ることができればストレスフリーに過ごせるので、仕事でもプライベートでもストレスを感じるシーンを書き出してみましょう。書き出したシーンごとに、なぜストレスを感じるのかが浮かび上がってきます。ストレスの度合いが高いシーンを優先的に解消する方法を考えることで、ストレスフリーへの道を切り開くことができます。

食生活の乱れ

私たちの体は食べ物によって作られていることから、食生活が乱れると体調不良や抜け毛につながってしまう恐れがあります。髪の毛に良い栄養素を積極的に取り入れることも重要なのですが、まずは基本的な栄養バランスの整った食事を目指しましょう。

忙しい時に適当な食べもので済ませたり、何も食べなかったりしていないでしょうか。特に、タンパク質は健康な髪の毛になくてはならないものです。他にも、五大栄養素の一つであるミネラル、代謝をサポートするビタミンなどを食事で取り入れましょう。

睡眠不足

髪の毛の成長と深く関わっている成長ホルモンは、おもに睡眠中に分泌される特徴を持ちます。成長ホルモンは、タンパク質などを合成する役割を持っており、この働きによって強く、健康的な髪の毛になるのです。

ですが、睡眠不足の状態になると、健康的な髪の毛を作るのに必要な成長ホルモンが不足してしまいます。普段から睡眠時間が足りていないと感じている方は、特に注意してみてはいかがでしょうか。

また、睡眠不足はストレスを引き起こし、反対にストレスが原因で眠れなくなることもあります。相互に関わっている要因でもあるので、睡眠不足を改善するためにもストレス解消に取り組むことが重要です。

運動不足

運動不足の状態になると筋肉が減ってしまうことがありますが、筋肉は全身に血液を届ける役割を持っています。そのため、運動不足になると血行不良の状態になり、頭皮に十分な量の血液を送れません。結果的に髪の毛の成長が妨げられてしまいます。

運動といっても、それほどハードなものを行う必要はありません。ウォーキングや、エアロビクス、サイクリングなどで効果が期待できるので、ぜひ実践してみてはいかがでしょうか。

飲酒

過度な飲酒や喫煙は、頭皮に悪影響をもたらします。

まず、飲酒についてです。晩酌として日常的にお酒を飲んでいる方もいるのではないでしょうか。お酒に含まれているアルコールを分泌する際にはALDHと呼ばれる酵素が使われ、飲酒量が増えると酵素の働きが追いつかなくなってしまいます。
その不足を補う目的で使われるようになるのがアミノ酸です。アミノ酸は、髪の毛の成長と深く関わっている栄養素であるため、飲酒量が増え過ぎると薄毛につながる恐れがあります。

喫煙

喫煙も運動不足などと同じく、血行を悪くさせる働きがあります。タバコにはニコチンが含まれていますが、ニコチンは血管を収縮させてしまい、毛髪の成長を抑制してしまうのです。
タバコは「百害あって一利なし」と言われるほど、健康にとって良くないものだといえます。できる限り禁煙に努めましょう。

頭皮の悪い環境

頭皮環境が悪くなると、健康的な髪の毛を維持することはできません。よく頭皮は「畑」に、髪の毛は「作物」に例えられます。
畑の状態が悪ければそこで育つ作物の状態が悪くなるのも当然のことです。できるだけ良好な頭皮環境を維持できるように工夫していきましょう。

若いうちから試すべき薄毛対策法

薄毛対策は状況が悪化してから行うよりも、早い段階で予防の目的も含めて行っておくのがおすすめです。意識しておきたい薄毛対策について5つ紹介します。

食事による栄養摂取

タンパク質とビタミン、亜鉛が不足しないように、バランスの整った食生活を意識しましょう。
タンパク質は髪を作るために必要な材料であり、アミノ酸の化合物です。肉類や魚のほか、豆、卵などの食品に含まれています。[3]

それから、ビタミン類も重要です。例えば、ビタミンB6にはアミノ酸や脂質の代謝をサポートする働きがあります。髪の毛を作るのに欠かせないタンパク質を取り入れたとしても、それをしっかり代謝してくれるビタミンB6などの栄養素が不足していては効果的とはいえません。ビタミンB6はブロッコリーや切干大根、玄米などに含まれています。[4]

さらに、亜鉛も重要です。亜鉛はタンパク質から髪の毛を作るために欠かせません。そのため、亜鉛が不足した場合はタンパク質の合成がうまくできなくなり、脱毛などの症状が表れる可能性があります。
ただ、亜鉛は過剰摂取すると健康に悪影響を及ぼすので、サプリを服用する場合には摂取量に注意しましょう。魚介類のほか、肉類や野菜類などに多く含まれており、なかでも牡蠣は含有量が多いです。[5]

頭皮マッサージ

頭皮マッサージを行うことにより頭皮の血行を良くする効果が期待できます。髪の毛にとって必要な栄養素は、血液を通して運ばれます。ですが、頭皮が硬くなっていると栄養素を十分に運べず、薄毛につながってしまうこともあるのです。
頭皮マッサージを日課にし、柔らかい頭皮を目指しましょう。

育毛剤・育毛トニック

手軽な対策としてぜひ実践して欲しいのが、育毛剤や育毛トニックを使った方法です。若者の段階から薄毛対策として取り入れている方が多く、継続しやすいのが魅力といえます。

育毛剤や育毛トニックには、髪の毛を育てる成分が配合されているので、ぜひ取り入れてみてはいかがでしょうか。抜け毛を防ぐ効果も期待できます。
育毛トニックは、風呂上り後の頭皮の化粧水として普段使いするのにぴったりです。

育毛トニックはその使い勝手の良さから、若年層にも支持されているヘアケアアイテムのひとつです。私たちが提供する「Rambut Tonic(ランブット トニック)」は、天然由来成分100%の頭皮に優しいトニックです。これから薄毛対策を始める方も、普段使っているアイテムの効果を実感できていない方にもおすすめです。

また、育毛剤も天然由来成分のものを選ぶことで、安全に育毛を行うことができます。
天然由来成分の育毛剤には人工的な成分、つまり合成香料や合成防腐剤などを使っていないものが多いといえます。

育毛剤に不安を抱えている方も、こうした成分で作られている育毛剤は安心して使用できるでしょう。

育毛シャンプー

一般的に育毛シャンプーは、抜け毛につながる恐れがある強力な洗浄成分が配合されていないシャンプーです。いくら抜け毛対策をしていても洗浄成分が強すぎるシャンプーを使っていると頭皮にとってよくありません。

頭皮の荒れやかゆみ、フケなどのトラブルがある方はシャンプーの洗浄力が高すぎる可能性があります。とくに注意してほしいのは硫酸系の洗浄成分が配合されているシャンプーです。市販のシャンプーには硫酸系の洗浄成分が配合されていることが多いので、確認してみると良いでしょう。

また、適度な洗浄力も然ることながら髪にツヤとコシを与え、保湿などの効果も期待できるシャンプーを使用することで髪と頭皮を優しくケアすることができます。

私たちRambutでは頭皮トラブルの悩みに向き合い、硫酸系の洗浄成分を使用せず、天然由来にこだわったシャンプーを提供しています。
頭皮や髪にお悩みがある方は、「Rambut Shampoo(ランブット シャンプー)」を試してみてはいかがでしょうか。

専門クリニックにて受診

自分だけでは対策がとれないほど状況が悪化している場合、一度専門クリニックで相談した方が良いでしょう。効果的な対策がとれるほか、自身で気づけていない原因などを突き止めることも可能です。

若いうちの薄毛対策として育毛剤は有効か?

若い方の中には、薄毛対策として育毛剤を使うべきか悩んでいる方もいるでしょう。育毛剤を取り入れるかどうか判断するポイントを理解するため、育毛剤の効果とどのような場合に取り入れるべきなのかを解説します。

育毛剤の効果

育毛剤を使うことによって、抜け毛の予防効果と、育毛効果の2点が期待できます。

薄毛対策というと、新しく毛を生やすことばかりに注目してしまうこともあるでしょう。ですが、育毛が追いつかないスピードで抜け毛が発生している場合、髪を増やすのは難しくなってしまいます。抜け毛を予防する目的で育毛対応を取り入れると良いでしょう。

育毛効果も得られるため、効率よく薄毛対策ができます。

育毛剤が薄毛の原因を解決できるなら使うべき

育毛剤をおすすめしたいのは、育毛剤を使うことが薄毛の原因を解決できるケースです。

例えば、頭皮の血行不良が原因で抜け毛や薄毛につながっていることがあります。こういった場合、血行促進効果がある育毛剤を使えば、状況の改善が期待できるでしょう。
一方で、何が原因かわからない状態でとりあえず育毛剤を取り入れてみるのはあまりおすすめできません。場合によっては悪化の要因にもなってしまうので、慌てずに判断しましょう。

薄毛が気になり始める前の早めの対策を

「若いから育毛剤は必要ないのではないか」と考えている方のため、育毛剤の効果や取り入れるべき人について紹介しました。抜け毛が増えた、薄毛が気になるなどと感じた早い段階で効果的な対策をとってみてください。
薄毛対策として、日常使いしやすい育毛シャンプーや育毛トニックはいかがでしょうか。

若者向けのおすすめ商品として、Rambutの育毛トニック「Rambut Tonic(ランブット トニック)」があります。主成分はノニというフルーツで、天然由来で肌に優しいのが特徴です。そのほか、Rambutオンラインストアでは薄毛隠しスプレーやサプリメントなども取り扱っていますので、是非お試しください。

[1]

参照:東京医科歯科大学:「歳をとると毛が薄くなる仕組みを解明」【西村栄美 教授】

[2]

参照:(PDF)日本皮膚科学会ガイドライン:男性型および女性型脱毛症診療ガイドライン 2017 年版[PDF]

[3]

参照:e-ヘルスネット:たんぱく質(たんぱくしつ)

[4]

参照:健康長寿ネット:ビタミンB6/B12の働きと1日の摂取量

[5]

参照:健康長寿ネット:亜鉛の働きと1日の摂取量

記事を書いた人

毛髪診断士

佐野 正弥

毛髪診断士

佐野 正弥

体質改善を基本とした発毛法を公開し現在までに1万人を超える薄毛改善を成功させる。公益社団法人日本毛髪科学協会の毛髪診断士。「育毛の達人オンラインショップ」の責任者。国内および海外の医学博士、医師をヒアリングしその伝聞と知識、また自らが開発した自宅でできる発毛法をマニュアルにまとめた。著書「最後に読む育毛の本」

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